園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

3/23-3/29

◯法人関係

23日
朝から新規事業の打ち合わせ。入居施設は総合玄関で靴を脱ぐ形にするのか、それとも居室までは靴でOKとするのか、あまり考えたことのなかったことについて議論しました。高齢になると靴を脱いだり履いたりするのが難しくなるため、それを公共の玄関で行うようにするのか、それとも個々の居室で行うことにするのか。それだけで個人の生活は結構変わることになりそうです。そうした配慮をどこまですることができるかが、住まいを考える上で大事なことなのかもしれません。

24日
社会福祉法人連絡会の役員会に出席。市内の病院、介護施設のリアルな状況を聞きながら、今後はますます大変になることを覚悟しておかなければいけないと思い知らされました。新型コロナウイルスのことではなく、それがなかったとしても大変な状況になっていく、という意味です。そんな状況の上にコロナウイルスなので更に大変です。それとは別に、連絡会で冊子を作ることになり、4月には完成するとのこと。初めてのことなので内容は置いといて、形になったことにまずは意味があると思っています。

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27日
法人の評議員会が終了。4月からの事業計画と予算を承認してもらい、課題の多い現状を少しずつ改善していくためのスタートを切ることになりました。事業を増やしながら力を入れるポイントを少し動かしていく必要があります。体力も落とさないようにしながらです。

 

◯保育部門関係

4月からの行事を見直す必要があります。日常の保育の延長であればそのまま実施しますが、特に行事で人数が増え、換気の難しい広くない空間で、互いの距離を取りづらいものに関しては、様々な変更が必要になりそうです。いろんな考えはあるかもしれませんが、上記の3つは避ける対応を考えます。

 

◯育成部門関係

27日
4月から新たに加わる職員と話をしました。音楽の楽しさを広めるために江津市へ来ることになり、音楽活動と放課後児童クラブとのダブルワークを選択してくれました。クラブの活動の中でもワークショップ等をする計画もあるようで、今後が楽しみです。

 

◯個人の活動

飛騨市の都竹市長がFacebookで紹介しておられたNHKスペシャル シリーズ最強ウイルス 第1夜 ドラマ『感染爆発~パンデミック・フルー』を観ました。2008年に新型インフルエンザの感染拡大を想定して作られたドラマで、感染が拡大していく様子がかなりリアルにイメージできる内容でした。治す薬がないことの怖さも十分に感じました。

続けてNHKスペシャル「“パンデミック”との闘い~感染拡大は封じ込められるか~」の再放送も観ました。県内で感染者が出ていないこと、密閉された場所に多くの人が集まることがそもそも少ない地域ということもあり、気をつけてはいるけど実感が伴っていない状態での視聴でしたが、自分の認識と医者や専門家の認識と大きく違っていることがわかりました。クラスターが不明な感染者が現実に出ていて、そのことがいかに大変なことなのかを話しておられ、現状をどう受け止めるべきか改めるきっかけになりました。

この度のような感染症に対する対策では、どの情報をもとに判断するかが大事になってくると思います。判断基準になる情報元がようやく絞れてきた感じです。

 

◯読んだ本、読みたい本

映画週間だったので読書はお休みです。