園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

フツーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉

フツーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉


目次

プロローグ

第1章 わたしたちはみんな、誰かを支えるために生きている。

1.遠くを見すぎない。その日、一日を安泰に過ごすために一生懸命になればいいのです。
2.「なるようになる」の中で最善をつくしましょう。
3.全力で反対すると、相手の覚悟はより固いものになる。決まったら支えればよいのです。
4.「無知」は「強さ」に変えられる。恐いもの知らずだからこそ挑戦できるのです。
5.何もないところからつくるからドラマがある。前例がないから面白い、と考えましょう。
6.自分が何をすればいいかわからないときは、「どうすればその場がよくなっていくか?」を考えると答えは出ます。
7.まず自分から話しかける。「あいさつをする」がコミュニケーションの第一歩です。
8.ただ話しかけるのではなく、話しかけたあとの「相手の反応をよく観察すること」が大切なのです。
9.主役は学生であり、監督。その場の主役をきっちり立てられるのがよい方です。


第2章 誰にも見向きされないときに一生懸命考える人たちが「伝統の根っ子」をつくった。

10.ルールは守る人に決めさせる。「自分たちが決めた」と思えるように仕向けることが大切です。
11.「ネガティブな言葉」は、「ボジティブな言葉」よりも早く伝染します。
12.苦しいことをやるとき、「その意味を理解する子」は伸びるのです。
13.誰も相手にしてくれないときは、懸命に応援する。チヤホヤされだしたら、冷静に見るようにします。
14.説得力を持つために、身ぎれいにする。主役じゃなくても、いつも人に見られている、という意識を持ちましょう。
15.覚悟がなければ、つくればいい。続けていれば、自然と覚悟はできるものです
16.支える立場だからこそ、つねに冷静に。周りが焦っているときこそ、「平常心」でいないといけないのです。
17.どん底で辞めるなんて簡単だ。ここまでふり回されたのだから、このままでは終われない、という気持ちになります。
18.「あきらめない気持ち」と、「自主性」が合体したとき「最高の結果」がついてきます。
19.自主的にやる子が増えれば、チームは強くなる。できる子は、次の目標を自分で高くしていくのです。


第3章 いいチームができると「火事場のバカ力」が出せるようになる。

20.好きな人とだけつき合わせないようにする。シャッフルすることで「団結力」が生まれるのです。
21.「どうせダメなんでしょ」という応援もある。ほめてほしい子には、ちょっとしたダメ出しをするのです。
22.自信を失った子には、話をするのではなく、「話を聞く」。ほうっておいてほしい子は、「ほうっておいてあげる」ことも気づかいです。
23.学生にもプライドがある。本当に大切なことは、人が見ていないところで注意します。
24.箱根を走れる選手が偉いわけではない、生活では平等である。一人によって対応を変えずに、一人ひとりが主役である環境をつくります。
25.箱根に出られる子だけが主役じゃない。レギュラーになれなくても、本人の自己ベストが出たらみんなで喜ぶのです。
26.その子の「生活」、「性格」が、そのまま走りに表れる。だが「生活」は「性格」をも変えることがある。だから、「生活」が大切なのです。
27.誰でもキャプテンになれるわけじゃないのと同様に、誰でもマネージャーになれるわけじゃないのです。


第4章 わがままな夫だからこそ楽しい。男はちょっとわがままなほうがいい?

28.「男の人がやるべきこと」と「女の人がやるべきこと」がある。でも、できないことは相手に頼ればいいのです。
29.タイミングは、合ったときが一番のタイミングなのです。
30.わがままだからできることがある。わがままな人ほど「支えがい」があるのです。
31.自分の労力をムダづかいしてはいけない。「相手がしてほしいときにしてあげること」が大切なのです。
32.監督がわたしを紹介するときに言う「監督の監督は奥さんです」の意味は?言うべきことをはっきり言うのも、支える側の責任です。
33.相手は変えられない。でも一緒にいることで「結果」は変わる。自分が思っている自分のキャラクターと、人が思っている自分のキャラクターは違っていることが多いのです。
34.断ってばかりいると視野は広がらない。やらされることも楽しんでやれば、新しい発見があるのです。


第5章 与えられたことでも、喜びに変わる瞬間は来る。

35.勝っても負けても、その後の人生に役立つ体験をさせることが大切なのです。
36.やってみなければ始まらない。ネットで検索すれば答えは出るけど、自分で経験しないと本当の答えはわからない。
37.支えることで、自分も成長する。「支えること」は、「自分も支えられている」と知ることなのです。
38.「自分探し」なんかしなくていい。誰かを支えることで、自分の役割と居場所が見つかるのです。
39.「夢」なんか無理に持たなくてもいい。「夢」を持つ人を懸命に支えることで、自分の「夢」が見つかることがあるのです。