園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

25/40『死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア』

40冊チャレンジの25冊目は『死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア』(玉置妙憂)。臨床宗教師について知りたくてこの本を選択。玉置妙憂さんは看護師であり、看護教員であり、ケアマネージャーであり、僧侶でもある人。様々な立場で見てきたこと、考えてきたことについてわかりやすく書かれている。

 

終末期の人が死に向かう際に辿る過程、その過程を知っておくことで死の迎え方の選択肢が増えること、医師と僧侶の目指すところの違いから来る役割分担など、知りたかったことを学べた。今はまだ活動がしやすい環境とは思えないけど、臨床宗教師は今後求められることが増えてくるはず。この分野についてもっと学んでおきたい。玉置妙憂さんのお話も聞いてみたい。