園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

11/50『続・ゆっくり、いそげ』

50冊チャレンジの11冊目は『続・ゆっくり、いそげ』(影山知明)。昨年読んだ『ゆっくり、いそげ』がすごくいい内容だったので、次も読んでみた。

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www.kurumed-publishing.jp

festina-lente.stores.jp


『ゆっくり、いそげ』『続・ゆっくり、いそげ』の2冊を読むとクルミドコーヒー、胡桃堂喫茶店の経営理念をたっぷりと味わうことができます。その上で2つのお店に行くと、より深くこの内容が理解できるだろうと思います。順調に進んでいるようにも見え、決して順調ではなかったようにも見えるカフェの経営を、試行錯誤しながら楽しんでいるのが伝わってきます。とにかく歩いてみる。棒に当たりながら歩くことで自分のテーマが見えてくる。「どうありたくないか」の感覚が「どうありたいか」を見つける源になる。そんなことを1つ1つ考えながら進んでこられた影山さんの思考を楽しめる本です。

本の装丁が変わっていて、それが思いのほか読みやすかったのには驚きましたが、1つだけ注文をつけるとしたら字が小さいこと。老眼が進んできており、結構苦労しました。でも、苦労してでも読む価値がある本です。