園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

外れ値

今日は午後から会議が1つとweb会議が1つ。web会議の相手はNTTコミュニケーション科学基礎研究所の方々で、内容は昨年協力した調査の結果報告と、そこから何を見出すかです。報告内容は「日本語母語児のPrint Awarenessの発達」について。調査数は多くないのですが、それなりに傾向の見える内容でした。研究者の視点から学ぶことは多くあります。研究結果は現場にどう活かすかまでを考える必要があるので、研究者が導いた結果に対してこちらの疑問をぶつけ、より現場に活かしやすい次の研究や取り組みにつなげていくことが大切になります。それは現場の人と研究者の関係を作っていく取り組みとも言えます。時間をかけていい関係を築いていきたいと思います。


会議とは関係なく気になっていることについて。最近興味を持っているクルミドコーヒーのブログに、『西国分寺「外れ値」化計画』の記事があります。『続・ゆっくり、いそげ』にも書いてあった内容ですが、すごくおもしろい考え方だと思いました。

 

ameblo.jp

・なぜかニシコクでは、まちでこどもたちが元気に挨拶してくれる。
・なぜかニシコクでは、雪の日にできる雪だるまのクオリティがやたらと高い。
・なぜかニシコクを歩いていると、そこかしこから楽器の生音が聞こえてくる。
・なぜかニシコクでは、缶コーヒーが売れない。
・なぜかニシコクのマンションには、オートロックがない。
・なぜかニシコクでは…。

といった他からは大きく離れて点こそその地域の特徴であり、強みになるはずです。
「ニシコク」の部分を自分たちの地名や事業所名に変えて、自分たちの外れ値が何になるかを考えるのはおもしろそうです。