園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

No.47 子どもは愛される権利をもっている

「子どもの権利条約」というものがあります。1989年11月20日に国連総会において採択され、日本では1994年にこの条約を承認されたのですが、大切なものであるのにも関わらず、私はこの仕事に就くまでこの条約を知りませんでした。なぜこんなことを書いている…

No.46 繰り返し繰り返し、根気よく繰り返し

子どもは保育所の生活の中でも社会のルールを学んでいきます。個人差はあるにしても、1歳後半から2歳前後になってくると自分でやりたがる自発性が顕著にみられるようになり、やっていいこととやってはいけないことを繰り返しの中で生活習慣として覚えてい…

No.45 今と昔の違い②

先週は今と昔の家庭を比べて「子育て支援」や「一時保育」が今必要とされている背景を考えてみました。今回は、家庭と保育所の違いから考えてみます 今の家庭になくて保育所にはあるものと言えば、たくさんの子どもです。子ども同士の関係が豊かであることで…

No.44 今と昔の違い①

以前も紹介しましたが、あさり保育所では「子育て支援事業(わくわく広場)」と「一時保育事業」を行っています。今は県内でも全国でも非常に数多く行われているこの事業ですが、昔はほとんどなかったのではないかと思います。なぜこれらの事業が現在あちこ…

No.43 子どもにも癒しは必要

今回は「癒し」について書いて見ます。「癒し」という言葉はストレスなどの多い大人の言葉のように思われますが、私は子どもにとっても必要なものだと思っています。子どもにとって集団での生活は発達の上で欠かせないものですが、その半面、集団での生活に…