園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

31/50『ルールの世界史』

50冊チャレンジの31冊目は『ルールの世界史』(伊藤毅)。世界のルールはどう変わってきたのか、このことについて単純に興味がわいたので読んでみました。 ルールの世界史 作者:伊藤 毅 日本経済新聞出版 Amazon 思っていたほど深掘りはされておらず、読みや…

30/50『それっ! 日本語で言えばいいのに!!』

50冊チャレンジの30冊目は『それっ! 日本語で言えばいいのに!!』(カタカナ語研究会議監修)。チラッとタイトルを見てしまったことで内容が気になってしまい、読むことにしました。完全にタイトルにやられてしまった形です。 それっ! 日本語で言えばいいのに…

今後の事業の参考になる施設

いろいろと見学してきました。 医療と福祉の連携エリアをつくった法人の取り組みにもとっても興味はあるんですが、今回はそのエリアを食と農業で支える会社を。 そしてそこから少し離れたところにある廃校を活用した施設も。 どちらもとても魅力的なところで…

Netflixの利用をやめました

Netflixの利用者が初めて減少したというニュースを読みました。 www.nikkei.com 永遠に伸び続けることは絶対にあり得ないので、減る時期が今だったというだけのことなんですが、自分自身の行動とも合致する部分があったので整理しておくことにしました。 私…

【過疎×保育】

過疎と保育について意見交換する機会があったので、過疎地だからこそ大切にしていることを改めて整理してみました。 ①子ども同士の関わりを大切にする 子どもが多い時代は、家庭や地域で子ども同士の関わりがありました。家庭では兄弟間でのお世話、地域では…

29/50『10年後、君に仕事はあるのか?』

50冊チャレンジの29冊目は『10年後、君に仕事はあるのか?』(藤原和博)。5年前の2017年に出版されているので若干古さを感じるかもと思いながら読んでみたが、全くそんなことはなく、まさに今の課題が書かれていました。 10年後、君に仕事はあるのか?―――未来…

良いと思う点を見つけて伝えることから始める

保護者の立場として以前から思っていることがあります。 保護者は誰でも、学校が子どもにとってよりよい学びの場になってもらいたいと思っているはずです。その思いから、学校に対して注文をつけたり苦情を言ったりすることもあるでしょう。でもですね、そこ…

28/50『ユニクロ潜入一年』

50冊チャレンジの28冊目は『ユニクロ潜入一年』(横田増生)。こういう潜入モノは割と好きな方で、今回も楽しく読めました。自分自身の時間を潜入という活動にあててこのような文章を書かれたことは本当に素晴らしいと思います。 ユニクロ潜入一年 (文春文庫…

生活者としての戦争の話

「大沢悠里と毒蝮三太夫のGG放談」を聞き始めました。 open.spotify.com 2回目の放送は「戦争を語ろう」。お二人が記憶している戦後のこと、親から聞かされた戦時中のことなど、生々しい話がたくさん出てきます。戦争体験を語る人は時間が経つにつれて減って…

27/50『店長のためのやさしい《ドラッカー講座》』

50冊チャレンジの27冊目は『店長のためのやさしい《ドラッカー講座》』(結城義晴)。タイトルを見て何となく気になり、何となく読むことにした。ドラッカーの本を読んだことがなかったから読んでみたくなったのもあるかもしれません。 新装版 店長のための…

2022年4月

【方向を確認してください】花の村の23年目の事業がスタートしました。事業方針を発表した上でスタートしたかったのですが、コロナ禍の運営が続いているため、それができていません。その代わりに全体と各事業所の事業計画を配布し、それを読んでもらう形を…

留学生アルバイトの説明会に行ってきました

4月に開校した日本語学校の留学生をアルバイトとして受け入れませんか?という趣旨の説明会に行ってきました。 www.hanamarujapan.com www.facebook.com 外国からの入国制限があってなかなかスタートできなかったようですが、ようやくこの4月から留学生も来…

26/50『これからの男の子たちへ』

50冊チャレンジの26冊目は『これからの男の子たちへ』(太田啓子)。知り合いがFacebookで紹介していて、これは読もう!と即決したのがこの本。 これからの男の子たちへ :「男らしさ」から自由になるためのレッスン 作者:太田 啓子 大月書店 Amazon 今の社会…

25/50『まちづくり デッドライン』

50冊チャレンジの25冊目は『まちづくり デッドライン』(木下斉 広瀬郁)。木下さんの意見はとてもシャープで参考になります。 まちづくりデッドライン 作者:木下 斉;広瀬 郁 日経BP Amazon 2013年出版の本ですが、内容的に古いと感じることはほとんどあり…

24/50『地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』

50冊チャレンジの24冊目は『地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』(木下斉)。最近木下斉さんのVoicyを聞くようになって、以前読んだ本ではあったけど再度考え直してみようと思って読むことにしました。 地元がヤバい…と思ったら読む 凡…

【過疎×保育 その5】地域に対する所属感

地域に対する所属感 子どもたちには自分の力を発揮できる場所で活躍してもらいたいという思いがあるのと同時に、できれば地元に戻ってきてもらいたい、それができなくても地元に関心を持ち続けてもらいたいという思いがあります。 そのためには、まずはこの…

【過疎×保育 その4】未来を創り出す力

未来を創り出す力、豊かな創造力 視野を少し広げてみます。これからはますます前例のない課題を抱えた社会になっていくことが予想されます。以前は、こうすれば社会は成長するといった道筋が比較的明確で、その中では決まったことを速く、正確に、大量にこな…

【過疎×保育 その3】他者と折り合いをつける力

他者と折り合いをつける力 〈子ども同士の関わりを大切にする〉の中で、「コミュニケーション能力、問題解決能力、他者と関係を築いていく社会的スキル、感情のコントロールといった、いわゆる非認知能力の育ちが重要」と書きました。一般的に非認知能力と言…

【過疎×保育 その2】トラブルは自分たちで解決する

トラブルは自分たちで解決する 子ども同士でトラブルを解決する場として、あさりこども園では「なかよしテーブル」を設置しています。子どもたちがケンカをしたとき、話し合いができる状態までクールダウンした後「なかよしテーブル」を使います。 ここでの…

【過疎×保育 その1】子ども同士の関わりを大切にする

過疎と保育について意見交換する機会があったので、過疎地だからこそ大切にしていることを改めて整理してみました。5回に分けてアップします。 子ども同士の関わりを大切にする 子どもが多い時代は、家庭や地域で子ども同士の関わりがありました。家庭では兄…

23/50『人は聞き方が9割』

50冊チャレンジの23冊目は『人は聞き方が9割』(永松茂久)。2021年に1番売れた本『人は話し方が9割』の根底にあるのがこの本だと聞き、うまい宣伝をするもんだと思いつつ、その思惑に乗っかってみた。 人は聞き方が9割 作者:永松 茂久 すばる舎 Amazon コミ…

22/50『人は話し方が9割』

50冊チャレンジの22冊目は『人は話し方が9割』(永松茂久)。2021年に1番売れた本と聞いたので、単純に興味が湧いて読んでみることに。 人は話し方が9割 作者:永松 茂久 すばる舎 Amazon どの内容も「確かにそうだ」と思うものばかりで、話す=相手とコミュ…

興味のあるもの、必要なものを明確に理解する力

昨日は選択する行為の話で、それは同時に選択したもの以外を諦める行為だと書きました。このことについて少し補足をすると、興味のあるものや必要なものを明確に理解できているから選択できるのであり、自分は興味のないものや自分にとって必要のないものを…