園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

2021年12月

【ワークマンの変化】
ワークマンという会社が気になっています。作業服の販売をしている会社です。20年前に行った時は職人向けの店だったのが、最近はアウトドアブランドを立ち上げたり、一般向けや女性向けに特化した店舗を作ったりと、大きく変わってきています。国内の店舗数ではユニクロの810店舗を抜く920店舗であることもですが、なにより女性向けの商品を強化した変化に驚かされました。その変化のきっかけは「ワークマンを着ていて恥ずかしい」という女性の声がテレビ番組で紹介されたことだったそうです。

その声を聞いた女性社員はショックを受け、ワークマンを着ていることが「恥ずかしい」ではなく「おしゃれ」に変えていきたいと考え、東京ガールズコレクションに出たいと声を上げたそうです。東京ガールズコレクションがどんなものかは詳しく知りませんが、とてつもなく凄い挑戦であったことは想像できます。利用する人の声を聞き逃すことなく、何かできるのではないかと考えて行動に移すことが変化につながります。ワークマンの取り組みから花の村が学ぶことは多くあると思っています。機会があれば今のワークマンを覗いてみてください。


マリーゴールド
環境整備委員会のみなさんが、花の村の施設で花をたくさん咲かせようと考えてくれています。「花の村」の名前の通り、たくさんの花が咲いている施設にするとおもしろいのではないかとブランディング会議で案が出て、それを環境整備委員会が形にしようとしてくれています。いつ、どこに、どんな花を植えるか?世話や片付けの方法は?といろんなことを考え、現段階では合歓の郷入口の看板まわり、9号線の看板下の2ヶ所にマリーゴールドを植える計画を立てていくことになったようです。そこで咲かせるだけでなく、種を地域に配る案もあるとも聞いています。

今回は採用されませんでしたが、パンジービオラ、ブルーベリー、ユスラウメ、ブラックベリーローズマリー、セージなどを植える案も出ていたようです。こうしたたくさんの案はおそらくどこかで活かされると思いますので、ここでも紹介しておきます。花に対する私たちの関心が高まり、利用者さんや子どもたち、地域の人の関心も高まり、花を通じて新たな活動が生まれると楽しくなりそうです。今後そんなことにもつながっていくことも想像しながら、まずはマリーゴールド作戦の展開を楽しみにしています。


【不自由ではありますが】
人に会うことが制限され、旅に出て刺激を受けることも制限されるようになって、間もなく2年が経とうとしています。そんな中何もせずにいるのは嫌だったので、それまでなかった読書習慣を無理やりつけることに挑戦し、いろんな本から小さな刺激をたくさん受けることができました。来年も何かしらの制限は続くと思いますが、何かできることはないだろうかと探して挑戦してみるつもりです。制限があることは不自由ですが、自由な状態では浮かんでこない発想が出てくることは不自由であることの数少ないメリットだと無理やり考え、少しでも前向きでいたいと思っています。みなさんも2022年に向けて、何か新しいことへの挑戦を考えてみてください。


何かと忙しくなる年末です。いつも以上に体調管理に気を配り、事故のないように過ごしてください。