40/40『コ・デザイン』
40冊チャレンジの40冊目は『コ・デザイン —デザインすることをみんなの手に』（上平崇仁）。遂に目標の40冊に到達。50冊とか100冊のようにキリのいい数字ではないけど、そんなことは気にしない。刺激がほしくて、学びのタネがほしくて、気になった本を次々と読んでみた。頭の中の整理にも役立ったし、新しいアイデアにもつながったし、気分転換にもなった。こんな感じの読書は来年も続けてみるつもりではいる。ということで40冊目に選んだのがこの本。
39冊目の『マイパブリックとグランドレベル』がハマりすぎて、その考えをさらに整理するのに役立つかもと思って読んだけど、そうはならなかった。デザインがどのように社会に浸透してきたか、そしてデザインではなくコ・デザインが今どのように求められているかとか、かなり丁寧に説明してある。いわゆる製品のデザインの話ではなく、人の生き方とか社会の作られ方とかをデザインがどう影響するか、コ・デザインの考えがいかにそれらを豊かにするか、といった話。半年後とか1年後とかにもう一度手に取って読み始めたりしそうな気がする。
