05/50『スッキリ中国論 スジの日本、量の中国』

50冊チャレンジの5冊目は『スッキリ中国論　スジの日本、量の中国』（田中信彦 ）。

スッキリ中国論 スジの日本、量の中国

中国に対する興味が湧いてきていて、少しでも理解しにくかった部分を理解できるようになりたいと考え、この本を読むことにした。国にも人にも関心があり、今後の流れを待つことなく積極的に関わっていきたい人たち。

タイトルのようにスッキリと理解できたわけではないが、今まで理解できずにいた中国の人の行動の意味はわかった。実際にその様子を見て「スジではなく量を重視すると確かにそうなるよな」とすぐに行動の意味がわかるようになるには時間も経験も必要だと思うが、読む前より考え方の違いのポイントは理解できた。かなり違うからこそおもしろく、もっと深く理解したいと思わせてくれる内容だった。中国を理解する入門編としてピッタリの本だと思う。