園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

考えることは大事です

一昨日は某NPO法人の理事会に、昨日は某団体の理事会に出席しました。この時期は例年理事会ラッシュで、所属団体が多くなると自動的に関係理事会も多くなります。ですがどの理事会もコロナ禍での開催は難しく、必要なものに限定して集まったりオンラインで実施したり、重要度・緊急度の低いものは書面で行ったりと、なんでもかんでも集まってとか、どの内容も同じテンションで検討することがなくなってきたのはいい傾向です。

理事会のような会議の開催だけでなく、日々の活動や特に行事についてはかなり根本からその開催方法や内容について考えてきました。今はどう実施すべきかだけでなく、感染を気にしなくてもいい状態になったときに以前の形に戻すのか、それとも新しい形を作るのかといったことも考えてきました。なので、迷うことなく以前の形に戻すことしか考えてこなかった人の発言を聞くと、あまりにも視点が違っていることに驚いてしまいます。

やり方を変えないのは良くなくて、変化することが良いことと決めつけるつもりはありません。でも、変えた方がいいか、変えない方がいいかを考えないのはよくないです。最終的な選択は1つでも、複数の選択肢から1つを選ぶのと、最初から1つしか検討しないとでは、同じものを選択したとしても大きな違いがあります。考えることは大事です。

だからこそ、ウクライナへの侵攻について、パラリンピック開始までに決着をつけるつもりなのではないかと予想していたことは浅すぎました。予想は外れて、とてもとても残念なことに未だに侵攻は続いています。個人の予想なんてどうでもいいことなんですが、侵攻を仕掛けるくらい常軌を逸した行動を選択する人、時期を定めて行動するなんてことはあり得ないことを前提に、もっと違う材料を元に考えるべきでした。

 

ロシアとベラルーシの選手の出場を認めないと決まったようです。

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最初に想像していた以上に立場が危うくなっているように見えます。この危うさは避けたいと考えていると思ったんですけどね。

 

ところでなぜプーチン大統領がこのような行動をとったのかについて、心理面についての指摘が気になっています。

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独裁者の不安、心理状況なんて考えたことがなかったので、こんな心理になるのかと驚いています。だとするとロシアのような政治システムは危うすぎますね。そんなにシンプルに言い切れるものではないのも分かっていますが、国のトップがこんな心理状況でも権力を持ち続けられるのは怖いことです。