園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

22/50『人は話し方が9割』

50冊チャレンジの22冊目は『人は話し方が9割』(永松茂久)。2021年に1番売れた本と聞いたので、単純に興味が湧いて読んでみることに。

どの内容も「確かにそうだ」と思うものばかりで、話す=相手とコミュニケーションをとるのはスムーズにいくと思われます。この本が一番売れたということは話し方で悩んでいる人がそれだけ多いということであり、社会の悩みの多くは人間関係の悩みだということなんでしょう。ただ、この本を単なるテクニック本と思って読むのは少しもったいなくて、人間の特性とか人が人と関わることの意味とか、そんなことを考えるきっかけにするのがいいように思います。

本の内容には概ね同意するし、そのとおりに話すことができれば人間関係の悩みは減るよなーとは思うけど、それが簡単には実行できないことだから悩む人が多いわけだし、だからこそこの本が多くの人に読まれているわけで、難しいことだと再確認はできました。