園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

2022年8月

【地域と共存する】
環境整備委員会が中心になって実施してくれたさつきロードの清掃が無事に終わりました。暑い中協力してくれたみなさん、ありがとうございました。私も少し参加しましたが、そのときに近くに住んでおられる方がわざわざ車を停めて「暑い中ご苦労様です」と声をかけてくれました。朝から作業をしていた複数の職員の様子を車で通るたびに見ておられ、わざわざ声をかけに来てくれたようでした。

このように声をかけてくれる方は少数かもしれませんが、間違いなく多くの方がこの活動を見てくれています。道がきれいになっていることを喜んでくれていると思います。地域と共存するためにも地域へ働きかける活動は継続していきましょう。

【合歓の丘の中庭】
新しいプロジェクトの提案がありました。合歓の丘から提案されたもので、プロジェクトの概要として「合歓の丘の中庭の継続的な活用方法について検討を行う。利用者の運動スペース、地域の人も来て使用できるようなスペース、子どもも楽しめるスペースなど用途の検討から行っていく。」と書いてあります。

十分なスペースがありながら活用が難しかった中庭をどうにかしていきたいと考えていることが伝わってきます。直接中庭に関わりのある職員は少ないかもしれませんが、いろんなアイデアが必要なのは間違いありません。興味のある人は事業所を超えてぜひこのプロジェクトに参加して、中庭づくりに関わってみてください。

香川県三豊市の話】
6月と7月の2ヶ月間で、香川県三豊市という地名を3回も聞きました。
1回目は「4月に開校した夜間中学に不登校の中学生3人が入学を希望している」話で、実現すれば公立夜間中学での不登校生の受け入れは全国初となるようです。
2回目は「市役所職員が奮闘したことで、四国で初となる同性のパートナーシップ制度が創設された」話。
3回目は「ダイハツと共同し、介護施設が個別に実施している送迎業務を地域で取りまとめて共同運行する仕組みを作る」話で、モデル地区として取り組んでいるようです。

三豊市について詳しいわけではないのでこれらの新たな施策や取り組みが次々に形になっている秘訣はわかりませんが、前例にないことでも必要なことと判断すれば実現に向けて素早く動いているのは想像できます。うまくいかなかったケースもあると思いますが、この3つが形になっただけでもすごいことです。新しいことに挑戦する姿勢は私たちも真似できますし、そこから学ぶことは多いはずです。三豊市に限らず、挑戦を続ける地域に注目しています。