園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

会津の歴史がかなり勉強になった話

いろいろあって会津地方の歴史を学びたくなり、何かいい本がないか探してました。会津の歴史といえばやはり戊辰戦争会津戦争だろうと、それ関連のものを探していたときにこの本に出会ったわけです。いろんな見方がある中で、独特な視点で書かれていることに惹かれました。

会津落城 戊辰戦争最大の悲劇』星亮一著

 

歴史を知るのって大事ですね。戦争の歴史は勝った方の話は大きく取り上げられよく知られてるけど、反対の立場の歴史は当事者であるその土地に関係のない人は知らないことが多いです。全ての歴史を知ることなんて到底無理な話だけど、興味を持った地域の歴史は少し深く学んでみることはやったほうがよさそうです。

例えば白虎隊の話は年末時代劇スペシャルの情報しか持っていなかったため、悲劇のヒーロー的な捉え方をしていました。でも実際は少し違っていて、悲劇ではあるけど会津側の人的な要因もきちんと見ていけば違った見方もあると学びました。情報は適切に共有されていたか。会津藩の組織はどのようなものだったか等。まあそんな話を取り上げても映像的にはおもしろくないので仕方ないことだとは思いますが。

西郷頼母(さいごうたのも)という人物の存在も気になりました。大事な局面で行われる会議において、重要な立場の人であるのにも関わらずためリーダーシップを発揮しきれずにいました。リーダーシップについて、組織のあり方について、考えさせらた人です。

会津に限らず、歴史から学んだことが現代にも活用できるのはCOTEN RADIOから学んでいます。もっといろんなパターンの歴史、いろんな地域の歴史について調べてみることも、少しずつ取り組んでいく予定です。

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