園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

4月23日(火)、24日(水)

23日(火) 広報誌の話し合い

今年度発行する広報誌の話し合い。最初にテーマを確認しただけで、その後は次々と意見が出てきて話し合いが進んでいくのが心強い。再度「地域とのつながり」をテーマに、昨年度とは違う角度から記事の題材を見つけてほしいとだけお願いしておいた。その大ざっぱな依頼をどう受け止め、何が出てくるのかを見てみたいので。

 

24日(水) 「作業」と「思考」

ちきりん著『自分のアタマで考えよう』を昨日から読み始めた。そこに書かれていた「考えてもいないのに、考えたつもりになってしまうこと」という言葉にハッとする。これって自分のことだ。まずい、行動を変えなければと思って今日に臨んだが、一日終わって振り返ってみると、圧倒的に「作業」の時間が多く、「思考」の時間はほんの少しだった。明日は「思考」の時間を今日より増やすことを目標にする。

園庭の遊び場の目的や機能について、設計を担当した自分以外の職員は知らないことが意外と多いのに今頃になって気づいた。足りない要素を追加してもらったり、必要なくなった機能を現在必要とされるものに変えてもらったりと、園庭環境を次の段階に進めてもらうためにも、現在のものがどのような目的で作られているのかを一人でも多くの職員に深く理解しておいてもらう必要がある。なので来月そのための時間を設けることにした。安全対策として何を行ったか、主体的な活動を生み出すためにどんな工夫をしたか、子ども同士の関わりの量を増やすためにどんな環境を作ったか、そんなことを説明する予定。過去の経緯を伝えるのは、それを踏まえた上で新たなものを生み出してもらいたいから。そのことをちゃんと伝えたい。