園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

5月23日(木) 監事監査

今日は法人の監事監査の日。1日がかりで2名の監事に監査をしてもらう。おかしなことは何もしていないので心配はしていないけど、内部の制度を完璧に仕上げてから動き出すのではなく、動きながら制度を作っていくことが多いので、こうした機会に足りない部分を指摘されることはよくある。その都度修正していくことになるので、時々後手後手になるときがある。そんなときはいつも後悔するんだけど、これは仕方のないことと割り切るしかない。できることがあるとすれば、見直しの機会を増やしてそのサイクルを短くすることくらいか。ほんの少しずつではあるけど改善されてきている実感はあるので、とにかく続けていくしかない。

 

今日はこんな文章に出会った。

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「観察」という言葉は「観る」と「察する」の組み合わせだ。よく観て、なぜそうなっているのか考えること。そんなふうに生きていると、日々は「こんなにしてもらっちゃって…」という経験の連続になり、人生や仕事の基本姿勢は「恩返し」になる。
クリエイティブの訳語は創造で、ゼロから生み出すことを意味しているけど、ゼロから生み出されるものなんてなくて、この世界はただ、「恩返し」で前へ進んでいるんじゃないか。

 

今の仕事にしても、ここまで積み上げてきた人たちのバトンを譲り受けて進んできているのは間違いないこと。そのことに感謝し、今持っているバトンを少しでもいい形で次の人につなぐことが「恩返し」の意味でもあると思う。この意識は絶対に大事。