園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

6月5日(水) 保護者による子育て支援の取り組み

卒園児の保護者からの提案で、ある取り組みが静かにスタートしました。卒園児の保護者が、保育園時代の体験、卒園と入学の節目の体験、小学校での体験で学んだことをもとに、現在子育てで悩んでいる方の話を聞いてアドバイスする取り組みです。自分たちが学んだことを伝えたいと考えて提案してくれるなんて、なかなかあることではありません。すごくいいアドバイスが行われるだろうし、何より話を聞いてくれる、一緒に考えてくれる仲間がいると感じてもらえることは、すごく心強いと思います。保育者だからこそできることがあるように、保護者の立場だからこそできることもあります。保護者だからこそ伝えられることもあるし、作れる関係もあります。子育て支援は保育園・こども園の大事な役割ですが、全てを自分たちだけでやってしまうのではなく、いろんな人の力をうまく借りて、保育園・こども園の資源を活用して大きな輪の中で支援をしていく。そんな形があってもいいはずです。細々とではありますが、ニーズをうまく掘り起こしながら大事な活動の形作りをしていけたらと思っています。
 
午後からは県の保育協議会の理事会に参加。2年の任期の間に何ができるかを考えていて、今までの反省を踏まえたちょっとおもしろい取り組みを思いつきました。自園の課題にも直結する3つのことについて計画的に調査してまとめ、それを根拠に対応策を考えるというもの。来週までに活動の企画書を作って提出します。自分がおもしろいと感じることを思いついたら、それを口にして、飽きないよう工夫しながら形になるまでやってみる。飽きそうになったら、よりおもしろいと感じられるような要素をどんどん取り入れる。こんな感じで進めてみます。