園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

6月28日(金) 小学校との接続

以前から深い話をすることができていた小学校の校長先生を訪ね、小学校との接続についてかなり幅広い項目について話をしてきました。小学校で行われていること、そこにつながるこども園での生活や体験のこと、保護者も含めた幼小の接続を話しながら、幼小でどんなことができるか、やった方がいいけどできていなかったことをどうやって進めていけばいいかをかなり具体的に話すことができました。この校長先生の気持ちのいいところは常に動く前提で話をされるところです。話をすることが目的ではないのが伝わってくるので、アイデアが出てくれば実行するための手順まで自然と話が広がります。とっても気持ちのいい時間でした。

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反省すべきことも見つかりました。全員分ではないけど生徒へのタブレットの支給が進んでいること、保護者への支援の考え方が変わってきていることなど、現在の学校のことを正確に把握していませんでした。幼小の接続を考えていくうえで、小学校に関する自分の理解を少しでも最新の情報にアップデートしておくことは重要です。小学校とやり取りする場を設け、そこで情報収集すれば十分だと思いますが、やはり情報収集の手段は数多く持っておいた方がいいと思います。それでも今回自分の情報が古いものだと分かったことのは収穫(といっていいのかわからないけど)でした。

園に戻ってくると、子どもたちが楽しそうに、集中して絵を描いていました。友達と話をしながらアイデアを膨らませ、それを絵で表現してはまた話をする。そんな様子を今年度はよく見るようになりました。友達がいることで集中できなくなるのではなく、逆に集中できアイデアも膨らんでいくのは、まさに私たちが望んでいる姿です。食べ物の絵、生き物の絵、乗り物の絵、宇宙の絵など、自分たちが描いたものをこれまで何度も見せてくれました。写真を撮って残しておけばよかったとちょっと後悔しています。

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