園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

7月10日(水) 子ども読書活動推進会議

子ども読書活動推進会議に出席してきました。初めて参加したんですが、読書についてこんなに熱く議論が交わされていたとは全く知りませんでした。どの委員さんも強い思いをもっておられ、最終的に時間オーバーとなってしまうくらい積極的に発言されます。県が主催する会議でここまで意見が交わされる会は珍しいのかもしれません。もちろん他の会議でもそれぞれの立場からの意見はたくさん出てきますが、今回の会議で出てくる意見は、立場的なものもあるけど個人の強い思いもかなり込められたもののように感じました。みなさん本を愛しておられるんだなあと、楽しく発言を聞かせてもらいました。

私自身は本は好きですが、学校教育における読書について深く考えたことはなかったかもしれません。島根県の学校司書等の配置率が100%を継続中であることとか、バリアフリー図書という言葉があることとか、知らなかったことをたくさん教わりました。

www.library.pref.shimane.lg.jp

www.library.pref.shimane.lg.jp

ただ今回の会議では出てこなかったデジタル図書について、これからの流れとか対応策とかを話する場がほしいなあとも思いました。どこまで活用できるものなのかは分からないですし、それが教育に向いているかどうかも分からないですが、それでも避けて通れるものでないと個人的には思っています。話をするのであれば、いいか悪いかを話し合うのではなく、いきなり「どんな活用方法があるか」と超前向きな議論がしたいです。使う前提で、そのためには何を考えるべきかという議論です。そのくらいの段階に来ていると思うんですよね。館内においてあるのは背表紙とかカバーだけで、中身は全て館内にたくさん置いてあるタブレットで読むことができるタブレット図書館とかがあっても不思議ではないですし(既にあるのか?)、おもしろいだろうなあなんて妄想も広がる楽しい会議でした。