園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

11月19日(火)、20日(水)

19日(火)
朝一番に新事業の協議。ようやく最初の関門をクリアするための道筋が見えました。複数の機関とかなり細かな確認を重ねる必要があり、想定していなかったことにも対応する必要があることも分かり、かなり時間がかかってしまいましたが、やっと最初の関門の前に立つことができました。主に動いてくれた事務長はかなり大変だったと思いますが、ここから先はひたすら計画を立て、ひたすら動くだけ。しかも動けば動くほど具体的に見えてくるはずなので、楽しみは増えてくると思っています。

出雲へ移動し、島根県保育協議会の総務広報委員会に出席。会報誌の内容決めと取材先の選定、養成校との関係づくりの方法などについて、かなり細かくしっかりと話し合いました。来年度にまたがる事業の計画も少しではあるけど立てることができました。県内でも江津市でも外国にルーツを持つ子どもの受け入れは今後増えていく可能性は高く、どう対応すべきかを先行事例をもとに考えておくことが大事だと思っています。そのための現状把握、将来の見通しなどを来年度も継続して行っていくことになりそうです。

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20日(水)
卒園児の保護者から申し出があり、自身の子育ての体験をもとに現在子育てで悩んでいる人の話を聞き、体験談も語ったりする場を一度設けたところ好評だったため、2回目の場を設けました。時間があったため少し話を聞かせてもらったんですが、すごく考えさせられる話が次々と飛び出してきて感動してしまいました。「障害を持つ我が子が自分らしく生きていけるようにするためにどうすればいいかを考えていたら、自分も楽に生きられるようになってきた」とか、「親なんだからがんばらなければ!と思うけど、それを365日継続するのは無理なんですよね」とか、「自分自身が鍛えられた、自分自身が育ててもらった」とかを話されている様子を見ていて、こういった場があることはもっと広く発信すべきだと思いました。保護者同士だから言えること、保護者同士だから素直に聞けることは絶対にあります。

会が終わった後、卒園児の保護者と話をさせてもらいました。この会の存在を困っている人に知ってもらうためにアピールしたいこと、保育者に対しても話をしてもらう場を作りたいことなど、園としてできそうなことを伝え、賛同してもらいました。現在は小学校のあり方についても勉強し、学校に行けなくなった子の居場所づくりに興味があるとか、障害に対する社会の理解度を少しずつでも高めていきたいとか、熱い思いを語ってくれたので、サポートできそうなことを伝え、今後はできることから具体的に動いていきましょうということになりました。しばらくこの方の応援もしていくことになるんですが、近いことを考えていたところだったので、今の仕事を進めながらそれなりのアシストはできるんじゃないかと思っています。

午後は放課後児童クラブの支援員と話し合い。3箇所のクラブを見合い、どんな気づきがあったか報告してもらったんですが、やはり他施設を見るのは勉強になるようです。他を見ることで自分たちの取り組みを客観的に見ることができ、しかもすぐに改善も行ってくれています。まだまだ始まったばかりの取り組みですが、改善しながら継続していきます。最後に、児童クラブの運営において「子どもの参画」をいかに進めていくかが大事であることを確認して終了しました。

1名の面談を行った後、来年度以降の委員会の見直し案について少しだけ協議しました。具体的な改善案が見えてきたので少し安心しました。来年度から新しい形で進めていくために、来月から準備に入ります。

そんなこんなで週末が締切の宿題にはほとんど手をつけられずに終了。