園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

体験談から

今日は来週行われるあるフォーラムの主催者の方が打ち合わせに来られました。以前は自身でお店を経営しておられ、今は某団体の職員という立場から教育に関わっておられる方です。

フォーラムでは法人の仕事を紹介する内容だと聞いていたんですが、それではありきたりすぎておもしろくないので、紹介してくれる人を前面に打ち出して、その人がどんな人でどんなことを考え、仕事に対してどんな思いを持っているかを話してほしいとのことでした。その職場に入ればこんな人がいると具体的にイメージしてもらうことも大切だと考えられたそうです。おもしろい内容だと思ったんですが、同時に「じゃあ何を話そうか?」と悩みも出てきました。たいしておもしろい経歴があるわけでもないので、ごくごくありきたりのことを話すしかないんですが、よく考えれば自分にとってありきたりのことが他の人にとってもありきたりとは限りません。ある人の経験はその人だけのもので、誰かにとっては意味のある話になる可能性だってあります。そう考えると、フォーラムがちょっと楽しみになってきました。

体験談から話せることとして考えているのは
①目標が全く見えていない時期があってもおかしいことではない
②型にはまることで見える世界が変わる
③どこを目標にするかによって過程の受け止め方が変わる
④自分自身にとって意味のあるストーリーはいくらでも作れる
⑤難易度を変えることで楽しみ方も変えられる

こんなところでしょうか。