園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

みんなで3days その②

そして③と④。1つの仕事に1人しか関わっていない、あることに関する情報を1人しか持っていないといった状態だと、誰かが休むたびに困ることが発生します。今日中に仕上げてしまわないといけないことがあるけど、担当者が休んでいるため全く進められないとか、もったいなさすぎます。複数で仕事を進めていくことや情報をすぐに共有する仕組みを作るとか、そんなことも同時にやっていく必要があります。じゃあそれを進めればいいだけなので問題なしと判断しました。

最後に⑤。これについては過去の有給休暇取得率を調べたところ、全員がかなりの日数を繰り越していました。3日間消化したとしても対応はできそうだし、緊急の場合は特別休暇で対応も可能なので、これも大丈夫だろうと判断しました。

 

有給休暇取得率を上げるためには

・休みがとりやすい体制を作る
・休みをとることへの抵抗をなくす
・まとまった休みをとってもらうように働きかける

の3つを同時に進めなければ難しいと考えています。単に取得を促すだけでなく、休みやすくなる仕組みを作り、段階的に進めていくことが絶対に必要です。たかが3日かもしれないけど、これをクリアできれば次は5日、10日と増やしていけるだろうし、3日の取得くらいで悩んでいるようでは有給休暇の100%取得なんて不可能です。だからこの取り組みの意図を理解してくださいねと頻繁に話していたように思います。

 

ちなみに全員で休みをとることが目的だったので、この休みの名称は「みんなで3days」としました。3日といっても土日とくっつけるため、水〜日もしくは土〜水の5日間の休みになります。

 

《その③へ続く》