園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

7/21『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』

21冊チャレンジの7冊目は『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』(ちきりん)。「自分のアタマで考えよう」「マーケット感覚を身につけよう」と読んできて3冊目の本。この人の本はなぜか気になって読んでしまう。ブログ、Twitter、Voicyで追いかけてしまうのもそう。なぜか気になる。

 

見たものをどう考えるか、何と結びつけるかを考えることに時間を使ってきた人だと他の本を読んでも感じるが、旅行をしてもここまで見方が違うのか、考えることが違うのかとちょっとした驚きがあった。美術館の話なんて特にそうだった。美術館ごとに展示方法が違っていて置かれている作品の収集方法が違っていて、そこにはこんな歴史があるからだとか、目の前にあるものを見て終わりではなく、他国との違いや関係性、歴史との関係性と結びつけながら考えるダイナミックさは心地よい。これが「自分のアタマで考える」ことを続けた結果であるならば、参考にすべきだと思った。

現地の都合によって訪れることが可能かどうかは大きく変わるので、「どうしても行きたい場所は、早めに行っておくべき」には同意する。自分の国はどんどん変化していることを実感しているけど、他国についてはそこまで変化していないだろう、見たいものはいつまでもそのままだろう、いつでも行けるだろうと考えてしまっている。海外に限らず「行きたい」と思った場所に「何とかして早く行く」行動に結びつける習慣づけは必要だと思う。ということで、まずは行きたい場所を忘れてしまわないようにメモしておくことから始めることにした。早く海外へ行きたい。