園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

『宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。』

これも以前読んだ本だけど『宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。』(長尾彰)。宇宙兄弟が好きでストーリーは完璧に頭に入っていて、そこに出てくる六太の振る舞いを通してリーダーシップのあり方を考える内容だったので、すごく理解しやすかった。それにしても「愚者風リーダーシップ」の言葉のインパクトはかなりのもの。愚者であることとリーダーシップにどんな関係が?と惹きつけられてしまう。

 

一番考えさせられたのは「want思考」でリーダーシップを磨いていこうという話。should(〜しなければならない)が溢れている中、その思考でリーダーシップを発揮しようとすることが多い中、「私は◯◯したい」のwantの感情を大切にし、その発信をしていこうという提案。サイモン・シネック氏のゴールデンサークル理論でwhyから始めようというのと似ている気がする。「人は、何を(what)ではなく、なぜ(why)に心を動かさせる」という趣旨。

shouldに縛られてるのかも…と感じている人は、この本を読むと気持ちが楽になるはず。