園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

08/50『鎌倉資本主義』

50冊チャレンジの8冊目は『鎌倉資本主義』(柳澤大輔)。以前からその活動が気になって仕方なかった面白法人カヤックの柳沢さんの本。

鎌倉資本主義

鎌倉資本主義

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地域資本主義よりもっと具体的な鎌倉資本主義とは何かを知ることができました。重要なのは次の3つ。

・地域経済資本(財産や生産性)
・地域社会資本(人のつながり)
・地域環境資本(自然や文化)

何をするかを突き詰めることは、経済資本につながり、誰とするかを突き詰めることは、人とのつながりやコミュニティといった社会資本につながる。そして、どこでするかを突き詰めることは、自分たちを取り巻く自然や文化を見直すことになる。この3つを大切にすること、つまり、この3つの資本を増やすことが、結果として、社会をより楽しくし、持続的な成長につながるのではないだろうか。

これが全てだと思います。

そして何よりすごいのは、「面白さ」を追求した結果そこにたどり着いたという点です。面白さが持っている力を再確認すべきなんでしょう。