小規模多機能自治
小規模多機能自治について簡単に学んでみました。
・概ね小学校区域であること
・人口減、少子高齢化にも対応する仕組みであること
・協働が基盤となっていること
これらが基本となる仕組みだそうです。
結局は地域住民ががんばらないといけないわけですが、考え方を変えることがポイントになるようです。「行政が◯◯をやってくれない」と文句をいう姿勢ではなく「行政が◯◯をやらせてくれない」に変わる必要があるとのこと。確かにこの変化が実現すれば地域の課題は改善されていくかもしれません。
これは雲南市で実際に行われている事例だそうですが、地域主導で古紙、段ボール、アルミ缶などの回収を毎月第◯日曜日の午前に行うと回収頻度が増えます。市が平日に行い、地域が休日に行うことで利用しやすくなります。といったメリットが多数生まれているそうです。こうしたメリットを生み出せるかどうかも住民次第、自分たち次第と考えるかどうかです。
事例といえば、木下斉さんのこんなツイートが。
事例を聞いて満足の人たちは大多数だし、フレーム含めて発想のポイントとかを解説しても成功している事例、中には失敗事例まで教えろとかいう人もいる。
— 木下斉/ Hitoshi Kinoshita (@shoutengai) 2022年1月31日
事例病の人たち〜なぜ事例を聞いても分かった気になるだけで、何も分かっていないことに気づけないのか https://t.co/nz81p9v8PC
おそらく今後新たな取り組みを考えていく上で多くの事例を見ていくことになるでしょうが、見ただけ、聞いただけで理解したと思わないようにして、とにかく形をつくっていくことに注力します。
こども園に行くと火鉢が登場していました。
火の扱いには慣れている子どもたちなので危険な近づき方はしません。自分で対処できると判断した子が近づいてきて、火鉢の温かさ、炭の燃え方を楽しんでいました。なぜ木を燃やしたときのように火が大きくならないのか?など、気づいたことをたくさん質問されました。こうした環境があると子どもたちは自分の知っているモノや現象との違いを考えるし、それを言葉にしようとします。火鉢を取り囲んで関わりも生まれ始めるでしょう。そんなことも目的としているのがこの火鉢です。