本膳料理
2014年の写真が出てきました。あるお宅で振る舞われた本膳料理の写真です。そば膳から始まり、本膳、二の膳、三の膳と続いていくもので、とてつもないご馳走でした。
そば膳
おとき(本膳)
盛込(果物、砂糖菓子)
二の膳
三の膳
五段(白…あんもち、紅…とうきび、緑…よもぎ、角餅、どらやき)
壁に貼られていた献立表
内容は以下のとおり。
そば膳
そば、薬味(のり、ゆず、もみじおろし、ねぎ)
おとき(本膳)
ごはん、大汁(豆腐、ねぎ)、つぼ(ごま豆腐、菜の花)、平(油揚げ、人参、しいたけ、里芋、筍、くわい、おくら)、中ちょこ(百合根)
盛込
果物(みかん、りんご、キウイ、レモン)、砂糖菓子
二の膳
吸物(ゆば、せり、紅白かまぼこ)、刺身(ぶり、いか)、酢物(大根、人参、紅しょうが)、茶碗びき(とろろ、のり)、天ぷら(芋、なす、れんこん、ピーマン、ふきのとう)、焼物(鶏肉、アスパラ、白ねぎ、はじかみ)
三の膳
吸物(真鯛、ゆず、長ネギ)、刺身生盛(寒天、うす揚、さしみこんにゃく、春雨、せり、うど、酒かす、ハチミツ)、酢物(もずく、くこの実)、寿司(巻き寿司、角寿司、いなり)、菓子椀(人参、ごぼう、れんこん、昆布、かんぴょう、うす揚、しいたけ、芋)、五段(白…あんもち、紅…とうきび、緑…よもぎ、角餅、どらやき)
昔から続いてきた文化を伝えておきたいという趣旨で用意されたものだったと記憶しています。特別な法事だったとしても、今はここまでのご馳走を用意することはないでしょうね。すさまじい量だったのでもちろん全部食べるのは無理でしたが、貴重な体験をさせてもらったと思います。