園長のひとりごと

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世代交代は淡々と受け入れるしかない

TBSラジオ赤江珠緒たまむすび」の月曜日に「週刊ニッポンの空気」というコーナーがあります。

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コラムニストの小田嶋隆さんがいろんな出来事に対して独自のコメントをしていくコーナーで、とても気に入って聞いていました。その小田嶋さんはここ数年体調を崩して入院したりすることがあり、その都度複数の代打の方が登場していました。

最近も入院されて複数の代打の方が担当されていたんですが、ここ数週はライターの速水健朗さんが続けて代打で登場しています。小田嶋さんとは少し違う独特の視点でコメントされていて、ああこの見方もおもしろいかもと思いながら聞いています。聞き慣れていた小田嶋さんの視点の方が馴染んではいるんですが、速水さんの視点の方が時代にマッチしているように思うようにもなり、そうやって聞いているうちに、もしかするとこのまま速水さんに交代するかもしれないなと思うようになりました。

私たちは誰もが歳をとっていく生き物なので、いつまでも同じように仕事を続けていくことはできません。どこかで役割を交代する、世代交代するタイミングがやってきます。事前に計画を立てて進める世代交代もあれば、突然そのときがきてバタバタ進める世代交代もあります。共通しているのは、どんな世代交代もおそらく淡々と受け入れるしかないということでしょうか。

交代が決まったわけではないのでただの想像なんですが、もし交代を告げられたら小田嶋さんはどんな思いでその事実を処理するんだろう?と考えています。同時に、もしも自分にも同じようなタイミングがやってきたらどう受け止め、どう処理すればいいだろう?と考えています。世代交代は淡々と受け入れて次の人に託すしかないと理解しつつ、これからいろんな世代交代の場面に出くわすたびにさみしい気持ちになるんだと思います。