園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

若い人の思考に触れることができました

みんなでつくる中国山地百年会議という団体がありまして、そこに不思議な魅力を感じたため私も会員になって関わることにしました。

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先日そのメンバーの方があさりこども園の見学に来られました。見学にあたっては、見てお終いにするのではなく、どのようなことを感じたかを聞かせてほしい、意見交換の時間をとらせてほしいとお願いしていました。立場が変わると見え方も変わります。普段保育に関わっていない人からどのように見られるのかを知ることはとても有意義なので、このような機会があるたびにお願いしています。

4名の見学者から何を見てどんなことを感じたかをたくさん聞かせてもらったんですが、それ以外にもおもしろい話を聞くことができました。4名中3名は大学生で、そのうちの2名は休学して江津市インターンとして来ている人たちでした。大学を休学してインターンという発想自体が自分にはなかったことで、でも今はよくあるケースだとのこと。しかも神奈川県から全く縁のなかった島根県江津市に来て、有福温泉地区の再生事業に関わっているとのこと。

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他県では島根県江津市がアツいらしく、何かしらの形で関わりたいと思っている人は少なくないそうです。もう1人の学生は幼児教育を勉強しているようですが、地域のことも含めて広い視野を持って幼児教育に関わりたいと考えているようです。

その話を聞いていて、若い人を頼もしく感じましたし、その人たちの経験や学びのためにできることがあれば協力したいとも思いました。それと同時に、若い人が見ているものを同じように見て、その思考に少しでも触れてみたいと思っています。業種を超えた交流も大切であるように、世代を超えた交流も大切だと再確認できました。

それにしても中国山地百年会議の取り組みもそうですが、地域での取り組みをサポートしたり若い人の相談に乗ったりしている田中輝美さんのバイタリティーには驚かされます。こういう方との話は刺激をたくさんもらえるので本当にありがたいです。

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