園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

海外就職に必要な英文による推薦状(ドイツの保育園の場合)

ドイツから一時帰国した人と話をしていて思い出したのが、2019年に作成した推薦状のこと。その人がドイツの保育園で採用試験を受けることになり、その際に推薦状が必要とのことだったので、英語が得意なスタッフに手伝ってもらい「作成しました。現在は無事ドイツの保育園で働いているので、推薦状としての役割は果たしたんでしょう。

内容はこの人にしか当てはまらないと思いますが、書き方としてはこんな感じで問題なかったようです。でもはじめてのことだったし、周りに教えてくれる人がいなかったので、実際に書くときには全体としてどんな感じに仕上げればいいのか結構悩みました。そんな経験から、もしも海外の職場、特に保育園や幼稚園に提出する推薦状を書いてほしいと頼まれた場合に少しは参考になるかもと思ったので、ここに載せておきます。

 

Recommendation letter

To Whom It May Concern:

It is with great pleasure that I write this letter of the highest recommendation for Ms. ◯◯. We have two mixed-age group method utilized nurseryschools of Asari and Sakura, where she had worked as a teacher for 2007-2012 and 2014-2017 respectively, and significant contributed.

During her time for the above period, ◯◯ has experienced to take care of children from age 0 to age 5, therefore, she has much knowledge of children growth and development. ◯◯ has a wonderful rapport with children. She is able to sympathize with and respond to each of them suitably consideration of their thoughts from their expression and behavior. 

◯◯ also has great abilities of the environmental configuration of nursery rooms and playgrounds for our children.

Another strength of ◯◯’s is her communication ability. She was very easy to work with and we shared information about our children and nursery. Also, she worked greatly with parents as well. 

In summary of the above, I strongly believe that ◯◯ has the expertise as a teacher and is reliable person. She was indeed an asset to our preschools and Hananomura. If you have any questions or need more information, please feel free to contact me.

Sincerely Yours,

 

推薦状

◯◯さんの推薦状を書かせてもらうことを大変嬉しく思います。◯◯さんは異年齢保育を基本としたあさり保育園とさくら保育園の両方の保育園で、2007年から2012年と、2014年から2017年の間、保育士として働いてくれ、両園の保育活動に多大な貢献をしてくれました。

◯◯さんは上記の期間中、0 歳から 5 歳までの子どもを保育した実績があり、子どもの発達の連続性を深く理解し、多くの知識を持っています。そして理解や知識を元に、子どもと応答的な関わり方ができ子どもと素晴らしい関係を築くことのできる、質の高い保育実践ができる保育士です。また、保育室や園庭の環境を子どもたちにとって望ましい形にするための高いスキルを持っています。それだけでなく、保育園の長期計画の策定にも参画してくれ、子どもに必要な活動を長い視点で捉えることにも長けていました。

◯◯さんのもう一つの強みは、コミュニケーション能力です。職員同士で子どもの情報や保育活動のことについて情報共有をすることが得意でした。他の職員から頼られることが多いのも、彼女のコミュニケーション能力の高さが関係しています。

以上をまとめると、◯◯さんは保育士として高度な専門性を持ち、信頼できる人物であると強く信じています。彼女は私たちの保育園や法人にとって欠かすことのできない存在でした。これらの点についてご質問がある場合、または詳細情報が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。