園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

9月9日 企業見学の対応

某高校の2年生が企業見学に来られました。2日間の行程の2日目で、予定では昨夜は某施設に宿泊することになっていたみたいですが、急きょ宿泊無しに変更になったようです。自分が高校生のときに宿泊研修が当日に無しになったら、どう気持ちを切り換えたらいいのかわからなくなっていたと思います。今の生徒たちはこの2,3年このような状況が続いていて、本当に大変です。こんな状況ではありますが、それでも若い人たちが様々な体験ができるように支援していくのが大人の役割のはずですが、コロナ対応の施策の中には若い人だけにしわ寄せが行くような施策も時々ありますよね。あれはやめてもらいたいです。

企業見学のことですが、とてもスムーズに進みました。最初に法人について説明をしたんですが、事業の細かな説明というより、どんな思いでこの事業をしているかを中心に説明しました。その思いを聞いて何かを感じてくれると嬉しいのですが。

こども園、デイサービスセンター、グループホームをそれぞれ少しずつ見てもらいました。0歳から100歳までが同じ敷地内にいるのが私たちの特徴で、「世代を超えたごちゃまぜの交流による化学反応がある」のが強みだと認識しています。その交流の様子を見てもらうのが一番いいんですが、ここ数年は交流をストップしています。早く交流が再開できて、その様子を多くの人に見てもらい、そこに生まれる化学反応がどれだけ大切なものかを感じてもらいたい、そんな思いをずっと持っています。