園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

9月28日 教育への関わり方はいろいろある

教育関係の仕事に興味がある大学生と話をしました。教育に関心をもつようになったきっかけとか、今後やりたい仕事のこととか、いろんな話を聞かせてもらいながら、教育への関心の持ち方は人それぞれで、教育への関わり方もいろいろあることに気づかされました。

乳幼児教育に興味があり、だからこそその後の小学校のことも知っておきたいと考える人もいて、新しい放課後の過ごし方を提案している組織に所属して勉強したいと考えていることを聞き、そんなアプローチもあるのかと少し驚きました。でもそんな視点から乳幼児教育を眺めたときに何が見えるのか、意見を聞いてみたくなります。人とは違う視点を持つ人の存在は貴重です。

例えばあさりこども園への関わり方として、職員として関わってもらう方法だけでなく、地域の人として関わってもらう方法、他の教育機関の職員として情報交換し合うような関わり方など、様々あります。そこに所属していることが関わり方の絶対条件としてしまうと、多様な関わりはできなくなります。多様な関わりから生まれる学びの機会を得られなくなってしまうかもしれません。できるだけ広く構え、いろんな方と関わりながら、視野を広く保つ。教育に関わる人の基本的な姿勢がそれなのかもしれません。

今日話した大学生とは、違う立場で刺激し合ったり、助け合ったりしましょういうことになりました。どんな関係になってどんなことが生まれるか今は分かりませんが、楽しみは間違いなく増えました。