園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

10月7日 ヤノミさんの公演2日目

昨日のさくらこども園での公演に続き、今日はあさりこども園での公演でした。

ジェスチャーと音だけで何が起きているかを想像させる内容で、その様子をじっと見ながら想像力を働かせている子どもたちの様子を見ていて、こういう時間は大事だなと感じました。

わかりやすさや明らかな答えが求められるのが最近の世の中の傾向ですが、ヤノミさんの公演ではじっくり観察し前後の流れも見ないことには、何が起きているかを掴むことができません。また、想像した内容が本当に合っているのかもわかりません。そんな不安な状態を楽しむためには、不確実なことをおもしろがるくらいの力が必要だと思います。昨日も今日も楽しんでいる子どもたちを見ていて、大事な力をちゃんとつけていきているなあとうれしくなりました。

 

これからやってみたい大きなことにつながるであろう小さな案件が3つあり、そこに協力してもらいたい人との相談を進めました。まず協力してもらって実践し、その結果を受けて次の段階では自分たちで実践する形に進めていきたい案件です。果たしてその案件を進めることが今の自分の役割なのかは分かりませんが、思いついたことに手をつけないのももったいないし、止まっているよりも動いた方がいいと判断しました。せっかくなので楽しんでやってみようと思います。