野村克也氏と商店街の歴史
今回は2冊の本の感想を。
1冊目は野村克也著『野村の流儀』(71/80)
野村克也さんの言葉の1つ1つは「なるほど」と考えさせられることが多いですが、その言葉についている解説はピント外れのものであったり深掘りされていない感じで、読んでいて残念な気持ちになりました。もちろん全ての解説がそうではないので、野村さんに関心のある人は懐かしい言葉も出てくるのでおすすめです。
2冊目は新雅史著『商店街はなぜ滅びるのか』(72/80)。
タイトル通り、商店街がどう作られ、どう滅びてきたかを丁寧に解説してあります。こういうものをきちんと読み込んで理解を深めるといいんでしょうが、簡単な内容ではありません。読み終わった今、とーってもぼんやりと商店街の歴史がわかった程度です。せっかく読んだのにそれではもったいないんでしょうけどね。