園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

2023年4月

【令和5年度がスタート】
新年度がスタートしました。本来であればスタート前に全員に集まってもらって新年度の花の村の事業計画を伝えるべきなんですが、現在は各事業所の管理者から伝えてもらう形をとっています。この伝え方についてはこれからの花の村にとって必要な形を考えていきますが、今回は各自で読んでもらえるようにQRコードをつけておきます。各自で読んでもらい、その上で管理者から説明される事業所ごとの計画と合わせて、進む方向を確認してください。

事業計画はスタート時に確認してお終いではなく、年度を通して確認し続ける必要があるものです。「今年度はこれを実践する」と計画されたものが確実に実践できるようにするために、定期的に進捗状況を確認してください。今回はここに各事業所が取り組もうとしていることのほんの一部だけを書いておきます。他の事業所がどのようなことを計画しているか関心を持ってもらい、一緒に取り組みたいことがあれば連絡を取り合ってみたり、おもしろそうな取り組みがあれば真似もしてみてください。

【各事業所の計画】

◯事務 「新たな働き方の提案」
現在は許可を得ることで副業を行うことができるようになっていますが、時代の変化に合わせて今よりも副業を選択しやすい制度になるよう見直していきます。

◯デイサービスセンター 「福祉を担う次世代の育成」
社協やケアマネージャーと協力して小中学校で出前講座を行う計画を具体的に立て、福祉の仕事に興味を持ってもらえるようにします。

◯ヘルパーステーション 「既存事業及びサービスの見直し」
現在行っている介護保険外サービスが広く認知されて利用者を増やしていけるよう、まずは対象者を増やすことに取り組みます。

グループホーム合歓の郷 「地域とのより良い関係の構築」
さくらこども園のてくてくの日の活動の際に「いってらっしゃい」「おかえり」と声かけをすることをはじめとしたこども園との交流や、地域のイベントへの参加も再開できるようにしていきます。

◯在宅介護支援センター 「地域とのより良い関係の構築」
もりハウスでオレンジカフェ(認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できる集いの場)を開設します。そこに地域の人も関わってもらえるような体制作りにも取り組みます。

◯配食サービス 「既存事業及びサービスの見直し」
花の村全体の調理部門を作り、調理業務の集約や献立作成業務の見直しを行い、一人ひとりにあった食事を提供する新たな仕組みを作ります。

グループホーム、小規模多機能型居宅介護合歓の丘 「新規事業の開発」
中高生に施設へ来てもらい、法人職員とは違った視点からの声を聞く場を作ります。その声を参考にして利用者さんに提供する新たなプログラムを作ります。

◯あさりこども園 「新規事業の開発」
地域の子どもたちに対して学校以外の場所を作っていくことに取り組みます。その第1弾として小学生を対象としたeスポーツ大会を開催します。

◯さくらこども園 「法人の強みの確認、広報」
他施設との幅広い交流ができる強みをより明確にしていくために、デイサービスやグループホームとの交流、児童クラブとの交流再開に向けて動いていきます。

◯放課後児童クラブ 「新規事業の開発」
地域の人に協力してもらい、放課後児童クラブの児童だけでなく全ての児童の放課後が充実したものになるような体験活動プログラムを作っていきます。

◯居宅介護支援事業所 「地域とのより良い関係の構築」
高齢者の在宅での生活を支援していくためには地域の中に支援者がいることが欠かせません。事業所としても協力者を探していますが、協力してくれそうな人の情報があればぜひ教えてくださいとのことです。

サービス付き高齢者向け住宅もりハウス 「地域とのより良い関係の構築」
もりハウス周辺で安心して長い距離の散歩をしてもらうことができるよう、地域の方にも協力をお願いしてベンチを設置する取り組みを進めます。

【各委員会も動き出しています】
各委員会も動き出しています。環境整備委員会からは花の苗の購入希望が出てきました。環境整備委員会のみなさんが管理を続けてくれたおかげで、今まで花のなかった場所で花を見続けることのできた1年でした。直接聞いたわけではありませんが、地域の人も花があることを楽しまれていると思います。多くの人を楽しませる場を作ってくれていることに感謝しています。次はどんな花が植えられ、どんな場になるのか、みなさんも関心を持っておいてください。