園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

6月9日(日) 石見麦酒の工場長

石見麦酒の工場長、山口厳雄(いつお)さんのお話を聞きました。菌の研究をしていた話、たんす工場をやっていたときの話、菌の知識を生かしてパン酵母の発酵機を作った話、それを応用してビールつくりを始めた話、そこから次の取り組みへの展開の話などなど、とても興味深い内容でした。中でも情報をオープンにすることで事業が発展していった話や常に次の手を考え試行錯誤している話は、同じようなことを考えているので共感できました。楽しそうに仕事をしている人の共通点は、行動が早いことにあると思っています。そんなことは言ってはいなかったけど、失敗したらそこから学べばいいと必要以上に恐れていないように見えました。江津市へ来て、おもしろいことをしようと挑戦し続けている方の話は、とても刺激的でした。山口さんはビールをつくれるし、特殊な家具類もつくれます。古民家のリフォームもできます。こんな多彩な技を持った方に力を貸してもらうことができれば、事業をおもしろい方向に広げることもできそうです。自分たちだけで完結させようとするのではなく、いろんな人とつながることでできることを広げていくことが、田舎の事業のあり方として望ましいように思います。

夕方はいつものようにランニング。アジサイを見つけたけど小さかったり色が悪かったりで、写真を撮るのは諦めました。少し時期が早いのかもしれないし、雨がかなり少ないので今年はあまり期待できないかもしれません。代わりに慌てて逃げていくカメ(中央)の写真を撮りました。

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