園長のひとりごと

こども園、福祉全般、寺院関係、走ること、食べること、いろいろと。

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年8月

【地域と共存する】環境整備委員会が中心になって実施してくれたさつきロードの清掃が無事に終わりました。暑い中協力してくれたみなさん、ありがとうございました。私も少し参加しましたが、そのときに近くに住んでおられる方がわざわざ車を停めて「暑い中…

60/70『amazonのすごい会議』

70冊チャレンジの60冊目は『amazonのすごい会議』(佐藤将之)。Amazonの会議は特別に珍しいものではなかったんですが、特徴といえば根底にはOLPがある点でしょうか。Our Leadership Principlesの略で、訳すとリーダーシップの原則のような意味になるんでし…

59/70『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』

70冊チャレンジの59冊目は『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』(原マサヒコ)。行き詰まっていたり空回りしたりしているときに、つい手に取ってしまうことが多いのがこの手の本。先日も似たような本を読んだばかりで、本当に何かを得たのであれば続…

58/70『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

70冊チャレンジの58冊目は『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(中島聡)。ときどきこの手の本が読みたくなります。他人の、しかも分野の違う仕事の方法がどこまで参考になるかは読んでみるまでわからないわけですが、全部ではありませんが十分参考にな…

57/70『蹴りたい背中』

70冊チャレンジの57冊目は『蹴りたい背中』(綿矢りさ)。移動中に軽く読める本を探していてこの本にたどり着いた。という理由だけで選んだ本。 若い人が読むのと、若い頃は遙か昔のことになった人が読むのとでは、むず痒さの感じ方がかなり違うんだろうなと…

56/70『災間の唄』

70冊チャレンジの56冊目は『災間の唄』(小田嶋隆、武田砂鉄)。小田嶋さんの追悼文も書いていた武田砂鉄さんとの共著。この追悼文から二人のいい関係性が伝わってきて、読む前からこの本の全体の雰囲気が想像できました。 www.gqjapan.jp 小田嶋さんと言え…

55/70『看護師僧侶の妙憂さん!「いい死に方」ってなんですか?』

70冊チャレンジの55冊目は『看護師僧侶の妙憂さん!「いい死に方」ってなんですか?』(玉置妙憂)。看護師でもあり僧侶でもある玉置さんの本がおもしろくて、これが2冊目。医療と宗教をひっくるめて発言する人がこれからますます求められるようになると思っ…

54/70『地方創生の正体』

70冊チャレンジの54冊目は『地方創生の正体』(山下祐介、金井利之)。地方や人口減少に関する勉強はこの本で一旦終了とします。同じテーマについて書かれた本をまとめて読むことで、現状や課題について掴みやすくなるのを実感できたことは収穫でした。こう…

53/70『「自己肯定感」育成入門』

70冊チャレンジの53冊目は『「自己肯定感」育成入門』(平岩国泰)。放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩さんの講演を聞く機会があり、とてもおもしろい方だったので、本も読んでみることにしました。 講演では自身が放課後NPOアフタースクールを運営し…

52/70『地方消滅』

70冊チャレンジの52冊目は『地方消滅』(増田寛也)。この手の本を読み続けていると似た話ばかりを読むことになります。人口減少、少子化、高齢化、地方の衰退といった現象の原因は既に明らかで、そのことに対して警鐘を鳴らしている本を読んでいるわけなの…

勝手に説明を加えてみました

先日見学に来てくれた方がすてきな記事を書いてくれていました。 note.com なるほど、ここに興味を持たれるのか、こんな風に受け取ってくれたのかと、読んでいるとうれしくなります。せっかくなので私の立場から背景に触れてみたり、勝手に説明を加えてみま…

51/70『歴史思考』

年間の読書目標50冊に到達したので、4割増しの70冊に変更。少しずつ時間が取りにくくなってきているので、このくらいでちょうどいいかと。ということで70冊チャレンジの51冊目は『歴史思考』(深井龍之介)。 メタ認知を高めるきっかけを提供することを目指…

2022年7月

【意見の違う人との議論】「議論の目的は、互いの意見を戦わせてどちらが正しいかを決めたり、どちらが勝ちでどちらが負けかを決めたりすることだと考えている人が多いですが、実はそんなことはどうでもいいんです。なぜ議論や対話をするのかというと、自分…

50/50『東京四次元紀行』

50冊チャレンジの50冊目は『東京四次元紀行』(小田嶋隆)。先月亡くなったコラムニストの小田嶋さんが初めて書いた小説で、これが最後の作品だと思われます。コラムはいつも秀逸で、では小説はどんな感じなんだろうと楽しみにしていたところ、あまりにもお…

若い人の思考に触れることができました

みんなでつくる中国山地百年会議という団体がありまして、そこに不思議な魅力を感じたため私も会員になって関わることにしました。 cs-editors.site 先日そのメンバーの方があさりこども園の見学に来られました。見学にあたっては、見てお終いにするのではな…

49/50『地域再生の失敗学』

50冊チャレンジの49冊目は『地域再生の失敗学』(飯田泰之、木下斉、川崎一泰、入山章栄、林直樹、熊谷俊人)。人口が減少している中、地域再生のためにはどのような考えで何をしなければいけないかをいろんな本を読んで勉強しているわけですが、どの本にも…

ベンチ作りがスタートしました

私たちの施設の敷地内に設置するベンチ作りがスタートしました。作ってくれるのは江津工業建築科の生徒さんです。毎週金曜日の午後がその活動時間で、年末に向けて少しずつ作業を進めていくことになる予定です。私たちが関わったり、生徒だけで設計や製作を…

48/50『老いる家 崩れる街』

50冊チャレンジの48冊目は『老いる家 崩れる街』(野澤千絵)。人口減少社会の問題点というか考えなければいけないポイントが何となく見えてきた感じです。今まで考えていなかったわけではないけど、微妙にポイントがずれていたことに気づかされています。 …

47/50『未来の年表2』

50冊チャレンジの47冊目は『未来の年表2』(河合雅司)。人口減少社会の勉強を再開しました。先日読んだ『未来の年表』の続編です。 『未来の年表』が少子高齢社会にあって西暦何年に何が起こるかを「人口減少カレンダー」を作成することで俯瞰したもの。そ…

46/50『観察力の鍛え方』

50冊チャレンジの46冊目は『観察力の鍛え方』(佐渡島庸平)。株式会社コルクの代表者ということで関心があり、福岡と東京の二拠点生活を始められたことでも関心があり、それ以外にも…とたくさん関心を持っている方の本を読んだことがなかったので、この本を…

見る、会うのインプットを増やします

地域の課題に対応しつつ事業を継続していくためには、事業を変化させ続けるしかないと思っています。でもそのアイデアをゼロから生み出す力を持っていないため、インプットを増やし、そこで見つけたものを既存事業と掛け合わせてアウトプットしていく方法を…

打ち合わせが楽しかった理由

新たな取り組みのための打ち合わせに行ってきました。初めての顔合わせ、これから一緒に取り組むことについての説明もまだしていない、そんな状態でスタートし、1時間以内で取り組みの趣旨を伝えて理解してもらい、その上で今後の計画を具体的に立てなければ…

45/50『アフターデジタル』

50冊チャレンジの45冊目は『アフターデジタル』(藤井保文・尾原和啓)。人口減少社会の勉強を少しお休みし、以前から読みたかった本を読むことに。 アフターデジタルの世界は今よりデジタル化が進み、便利だけど無味乾燥な世界なんだろうと大ざっぱなイメー…

2022年6月

【テーブルの配置が変わっています】このところデイサービスのテーブルの配置が頻繁に変わっています。2020年に新型コロナウイルス感染症の感染対策として長時間向き合う形になるのを避けようと、4,5人で1つのテーブルを囲む座り方(図1)から、1つのテー…

44/50『未来の年表』

50冊チャレンジの44冊目は『未来の年表』(河合雅司)。人口減少社会の勉強は継続中です。 本書にある人口減少カレンダーによると、昨年2021年は介護離職が大量発生する年。今年2022年は「ひとり暮らし社会」が本格化する年。独居世帯が3分の1超となり、ひと…

43/50『未来の地図帳』

50冊チャレンジの43冊目は『未来の地図帳』(河合雅司)。人口が減少していくことは決まっていて、そのことによって社会も変化することは間違いないんだけど、じゃあどうすればいいかはぼんやりとイメージしてるだけなのはまずいんじゃないか、わかったふり…

42/50『人生他力本願』

50冊チャレンジの42冊目は『人生他力本願』(上島竜兵)。フリーラーターの武田砂鉄さんが編集者時代に手がけた本だと紹介されていたのが妙に印象に残り、読んでみることにしました。 2010年に出版された本で、今この表現をすると◯◯ハラスメントになるのでは…

41/50『自分の時間を取り戻そう』

50冊チャレンジの41冊目は『自分の時間を取り戻そう』(ちきりん)。ちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』から始まるシリーズは全部読んでおこうと思っていて、これが最後の本。 生産性の高い仕事が求められる時代に、個人の生産性をいかにあげていくか…

こども園の遊びにある「6Cs」

これからの変化の大きい社会を生き抜けるように子どもたちはどんな力をつけていけばいいか、その議論は今も盛んに行われています。過去の社会で必要な力ではなく、今からの社会で必要となる力をつけなければいけません。だからこそ今からの社会や求められる…

世代交代は淡々と受け入れるしかない

TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」の月曜日に「週刊ニッポンの空気」というコーナーがあります。 www.tbsradio.jp コラムニストの小田嶋隆さんがいろんな出来事に対して独自のコメントをしていくコーナーで、とても気に入って聞いていました。その小田嶋さん…